特別支援教育がうまくいく学校はここが違う(月刊 教職研修11月号)
(星槎大学教授 阿部利彦)
教育のユニバーサルデザイン(UD)の実践は小学校では少しずつ広がりを
みせていますが、中学校ではまだまだ知られていない状況です。そんななかで、
前任の校長先生の時代から私がかかわっている中学校では、教育のUDの実践が
続けられています。
現任の天海校長先生のもと、その中学校ではGoogleクラスルームの活用の
検討が進んでいます。Googleクラスルームには授業用のワークシートやヒント
カードが先生方によってアップされており、生徒は自分の学び方に合わせてそれを
選択できます。ヒントカードには答えが示されているのではなく、思考のための
手がかりがスモールステップで準備されています。教室の授業では恥ずかしがって
ヒントカードを見ようとしない生徒も、他の生徒に気兼ねせずに使用できるように
なりました。・・・
(「月刊 教職研修」で連載が始まりました。続きはぜひ、本誌をご参照ください。)
■実践と理論を学べる大学院を拓くということ
~教育実践研究科の開設1年を迎えて~
石原 朗子(星槎大学 教授)
今まで社会人大学院の研究では、社会人が学ぶ目的として「職業上の
経験の理論的整理」が多く指摘されていましたが、これらの指摘は外部者
から観た場合が多かったと思います。
私自身、今まで専門職大学院の外からそこを見ていましたので、点での
付き合いでした。ただ、そうした点での付き合いではありましたが、インタビューで
印象に残っていた内容が2つありました。1つは「課題解決能力よりも課題を
抽出(設定)する能力が大切なのだ」という指摘、もう1つは「知識よりも
■『1day講習(1月8日開催)』の申込みは12月8日で締切り
「一日間で修了認定試験までを完了」する教員免許状更新講習
『1day講習(1月8日開催)』のお申込みは12月8日で締切りです。
お早めにお申込みください。
・受講者の声(Cさん:2021年8月受講)
テキストでの学習は,正直しんどかったが,前回受けた対面式
(現状では実施不可能ですが)の講習より今回の方が学びは
深かったと思います。
ぜひ、お近くの更新講習受講対象の先生にお知らせください。
詳細は、こちら。
◎一目置かれる先生になる、努力は形に、専修免許状取得◎
最近うまくいかず、先が見えない、、、校内での立ち位置に疑問、、、
意欲と評価がマッチしていないと感じたなら、
知識と意欲を専修免許状にして「専門性のある」先生になりませんか。