特別支援教育がうまくいく学校はここが違う(月刊 教職研修9月号)
(星槎大学教授 阿部利彦)
保護者の中には、大変勉強熱心で、専門書を読み、研修会に参加し、さらに
親の会などで活動するなど、支援者よりも知識豊富な方も増えています。
専門機関のアドバイスのもと、お子さんの特徴やこれまでの生育歴をまとめた
サポートブックを保護者が作成し、そのサポートブックをもとに学校に合理的配慮
を要請する場合も多々あります。
お子さんに対する合理的配慮を通常学級でどのように実践していくのか、
先生方と保護者で話し合う際に、私も同席を求められることがあります。
この同席は、保護者からの希望もあれば、管理職や特別支援コーディネーター
からの希望もあります。
沢口校長先生とは先生が指導主事時代からの知り合いでした。
(「月刊 教職研修」で連載が始まりました。続きはぜひ、本誌をご参照ください。)
◎一目置かれる先生になる、努力は形に、専修免許状取得◎
最近うまくいかず、先が見えない、、、校内での立ち位置に疑問、、、
意欲と評価がマッチしていないと感じたなら、
知識と意欲を専修免許状にして「専門性のある」先生になりませんか。
■根拠に基づいて実践する大切さを学びました
葛西 一馬さん(教育学研究科修了生/小学校教員/三重県)
特別支援学校で知的障害教育に携わる中で、目の前の子どもたちに
合う教材づくりや楽しい活動を設定することを通じて、子どもたちが
目標に近づいていくために必要な支援・指導をするというのは、当たり前
のように行っていました。
そのような中でアクティブラーニングという言葉が出てきて、「今やっているのに
なぜまたこのような言葉が出てきたのだろう」、「一体この言葉の持つ意味は何なの
■無料セミナー 受付中
●フェイクニュースから子どもたちをどう守るか
インターネットの飛躍的な発展で人々は膨大な情報の海で溺れかけている。
とりわけSNSなどでは日常的にフェイクニュースやデマ、陰謀論があふれ、
何が真実で、そうでないのか、不透明な状況が深まっている。
そこには、事実よりも「信じるか、信じないか」が判断の尺度になる
ポストトゥルース時代という背景がある。こうしたうそにまみれた世界から
子供たちを守るのは学校や教師の責任でもある。
フェイクに惑わされず、事実を見極める教育には何が必要か。
一緒に考えてみよう。
日時:9月25日(土)17時30分〜18時30分
参加費:無料
場所:オンライン
講師:佐々木 伸(星槎大学大学院 教育学研究科 教授)
■11月7日開催の『1day講習』は10月7日で申込み締切り
「一日間で修了認定試験までを完了」する教員免許状更新講習
『1day講習(11月7日開催)』のお申込みは10月7日で締切りです。
お早めにお申込みください。
・受講者の声(Bさん:2021年8月受講)
オンラインで、しかも1日で受講終了することができるということは、
現場の教員にとってとてもメリットがあると感じた。
特に、このコロナ感染予防対策をしてほしいという時期には、受講者に
とってもうれしい講習であったと思う。
前もって資料があったり、課題に答えたりすることで学びが深まること
も多いので、研修でもこのような方法が多いといいのではないかと思った。
ぜひ、お近くの更新講習受講対象の先生にお知らせください。
詳細は、こちら。