■特別支援教育がうまくいく学校はここが違う(新連載5月号)
(星槎大学教授 阿部利彦)
久しぶりに再会した室井先生は、校長先生になっていました。
室井先生にはじめてお会いしたときはまだ学級担任をされていて、
そのクラスには発達障害の診断があるお子さんが2名在籍していま
した。その2人は授業中一緒に外に出て行ってしまうので、室井先生
は対応に困っていました。先生は熱心で授業も上手でしたが、40人
近いクラスの子どもたちのなかでだんだんその子たちの真似をする子
も増えていき、授業がしにくい状況になっていきました。
私が呼ばれたのはそんなときです。室井先生は憔悴しきっていました。
(教職研修2021年5月号)
(「月刊 教職研修」で連載が始まりました。
続きはぜひ、本誌をご参照ください。)
■発達障害教育から学級経営・学校経営まで学びませんか?
もっと学びたいけれども、忙しくてまとまった時間がとりにくいのが現状です。
そんな先生のために、現場を離れず自宅で学修できる講座をご提案。
教育のユニバーサルデザインから学級経営・学校経営まで学校現場の先生に
必要な幅広い講座をご紹介します。
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(今回は、学校教育心理学特論 ~ 環境教育特論を抜粋してご紹介)
●学校教育心理学特論(仁平 義明)
「格差」「子どもの心の回復力(レジリエンス)」「いじめ」「早期教育」「幸福感」
など学校教育の背景にある重要な問題について学修する
●学校教育学特論(手島 純)
1947年の学校教育法の制定で日本の教育は大きく変わった。さらに現在、学制
から約140年の節目を迎え、グローバル社会の到来と共に日本社会は大きく変化
している
●教材・授業研究特論Ⅰ(仲 久徳)
主として「総合的な学習」に資する試行的単元または様々な教育活動に資する
試行的学習プログラム・教材の開発・実践・評価を通して、教材開発・授業設計
についての実践的・専門的な力量を高める
●教材・授業研究Ⅰ(言語)(前嶋 深雪)
児童生徒が「みずから考え」「言葉を扱うことをおもしろいと感じ」、同時に
「読みを深める」ための指導の方法と教材の提供を容易にしていきます
●教材・授業研究演習Ⅲ(表現)(樫永 卓三)
より高次な教育実践の展開を追究するために、小・中学校の図画工作及び
美術が教科としての特性を十分生かし、学習指導要領の目標を実現する
教育実践がどのようになされているのかを捉える
●教材・授業研究Ⅳ(スポーツ身体)(渋谷 聡)
模擬授業を通して様々な個性を持った子どもやあらゆる授業場面に対応できる
実践的指導力を高めるとともに、教材開発能力の向上をはかる
●教育心理学特論(仁平 義明)
学校が知識伝達・知識形成の場であると同時に,テキストの題「こころを育てる」場
であることを理解するのが,この特論の底に流れるテーマだといえる
●環境教育特論(坪内 俊憲)
人間が出現できた地球環境の幸運と循環を理解し、地球環境が人間活動
によって変化している現状を学修し、人間社会がどうならなければならないかを
理解する
詳細は、おススメ講座特集ページをご参照ください。
■児童生徒の授業中のつぶやきにどう応えるか?
西村 哲雄(星槎大学 教授)
現行の小学校学習指導要領解説理科編の目標は、自然に親しみ、
見通しをもって観察、実験などを行い、問題解決の能力と自然を愛する
心情を育てるとともに、自然の事物・現象についての実感を伴った理解
を図り、科学的な見方や考え方を養う。であり、その中で“実感を伴った
理解”とは、要約すると(1)具体的な体験を通して形作られる理解
(2)主体的な問題解決を通して得られる理解(3)実際の自然や生活との
■更新講習の募集開始!
延べ17万人の先生が受講した星槎大学の更新講習が今年も開講
しました。
今年は、自宅で全て完結する「通信教育講習」と「1day講習」が充実。
講習会場への移動がないので、全国どこでも、いつでも受講可能です。
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■無料セミナー 受付中
●大学で教員養成を担うためのキャリア形成
将来、教員養成を担いたいと考えている現職教員を対象に、教員養成
の現状、教職課程の仕組み、大学での授業の仕組み、採用に向けての
準備等について、複数の大学における教職課程担当講師としての経験、
また、文部科学省への教職課程認定申請に係る実務の経験から、具体的
に解説します。
日時:6月26日(土)14:00~15:30
参加費:無料
場所:ZOOM(オンライン)
定員:50人(先着順)
講師:仲 久徳(星槎大学大学院 教育実践研究科 教授)
☆彡 今年度の目標は専修免許状取得に決めた ☆彡
常に前に進み続けたい、生徒に負けずに進化したい先生へ、
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