特別支援教育がうまくいく学校はここが違う(月刊 教職研修10月号)
(星槎大学教授 阿部利彦)
私が数年前から継続して校内研究に参加している小学校があります。
研究テーマは「教育のユニバーサルデザイン(UD)」です。
私は、「授業」「教室環境」「人的環境」の三つの視点で教育のUDを
考えています。
また教育のUDにおいては「全員参加」「すべての子に」ではなく
「より多くの子どもたちに」という視点を重視しています。UDは万能
ではないので、個別の配慮や個別の支援との両輪で進めていく必要がある
のです。
この考えに共感してくださったある校長先生から研究協力の依頼があり、
その小学校で2年ほどUDの実践研究を行ってきたのですが、その校長先生
が退職されることになり「もうこの研究継続はないかな」と思っていました。
しかし...
(「月刊 教職研修」で連載が始まりました。続きはぜひ、本誌をご参照ください。)
■市民の課題としてのComputational Thinking
斎藤 俊則(星槎大学 准教授)
CTは人とコンピュータとが効果的に連携するために必要な思考様式を指します。
コンピュータ科学者のJ. M. WingはCTを論じた文章 (Wing 2006)
の中でそれを「コンピュータ科学者だけでなく、皆のための基本的なスキル」と
位置づけて「読み、書き、計算に加えて、私たちはCTを子供たちの分析的な
能力に加えるべきだ」と述べています。CTの内容は「抽象化、一般化、分析、
アルゴリズミックな思考、そしてデバッギング(間違いの特定と修正)」
(Angeli, Voogt, Fluck et al. 2016)のように理解されるのが一般的です。
CTの中心には"抽象化"があります。抽象化とは、特定の目的に対して対象から
■どうなる教員免許更新制
「今何が起こっているのか、今後どうなるのか」
最新コラム(第7回)を公開しました。
■『1day講習(12月12日開催)』の申込みは11月12日で締切り「一日間で修了認定試験までを完了」する教員免許状更新講習
『1day講習(12月12日開催)』のお申込みは11月12日で締切りです。
お早めにお申込みください。
・受講者の声(Fさん:2021年8月受講)
zoomでの更新講習ができること、とても感謝しています。
1時間の講義で自分自身が学んだ内容を復習でき、それが試験に
生かせるので、有意義な講習だと感じています。
・受講者の声(Gさん:2021年8月受講)
1day講習、とってもよかったです。
事前学習も含め、まさしく主体的に学ぶことができたと思っています。
ぜひ、お近くの更新講習受講対象の先生にお知らせください。
詳細は、こちら。
☆彡 今年度の目標は専修免許状取得に決めた ☆彡
常に前に進み続けたい、生徒に負けずに進化したい先生へ、
コンパクトに学べる専修免許状取得のための通信教育をお勧めします。
大学院の学びを先取りして、未来の教室を創りましょう。